コンサート

最終日、ミステルバッハの市民ホールで生徒によるソロコンサート、モーツアルトのコンチェルトを吹きたかった。一番目に演奏したファンさんは台湾から来 て、すでにオーストリー13年目、もうすぐこの曲で卒業試験、この舞台で聞くコンチェルトはものすごく難しい曲のようにように聞こえた。この緊張感の中で コンチェルトを吹くことは6歳頃から始めても大変なんだと思った。ほぼ完璧に聞こえても多くの拍手はもらえなっかた。私は休憩後の最初だ、カーリンは「春 の海」は絶対にお客さんに喜んでもらえると、最後の最後まで舞台態度、曲に対する考え方等、指導してくれた。渡辺さんからは一緒にオーストリアの観客の前 で日本の名曲を楽しみましょう、という言葉があった。今まででいちばん落ち着いて、以前よりもかなり良くできたと思った。拍手が鳴りやまず、もう一回舞台 に立たせてもらった、舞台裏では若い子たちが親指のエールを送ってくれた。最後にこの写真をっとている時、みんなが「蛍の光」を歌いだした。コンサートが 終わった後、宿舎にあるホイリガーに集まった。翌早朝発準備のため、少し遅れて加わった私に日本語で「よかった!」と迎えてくれた。私は「次はコンチェル トの1番」を吹くといって、名残りを夜遅くまでホイリガーで惜しんだ。

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